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カテゴリ:「正法眼蔵」のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 神通 15

    龐居士蘊公の言葉について道元禅師の注釈は続きます。人によっては、日常生活のために水を運ぶ事が神通(神秘的な働き)だと気がつかない場合があるけれども、仏教でいう「神通」とは、水を運ぶというような卑近な日常の動作であり、どんな時代が来てもそのことがなくなるはずがない。また燃料に必要なたきぎを運ぶ事も同じである。たとえば、中国の第六番目の指導者である大鑑慧能禅師が僧侶になる前は木こりとして薪を集めて商売に...

  • 正法眼蔵 神通 14

    龐居士蘊公の言葉について道元禅師が注釈されます。この龐居士蘊公が言われた基本的な理論というものは十分に勉強してみる必要がある。ここで龐居士蘊公が「運水」と言う言葉を使っておられるけれども、その意味は水を運んでくると言う意味である。自分自身で水を運ぶ場合もあれば、人にその水を運ばせると言う事もある。いずれにしても、水を運んでこなければ我々の日常生活そのものが成り立たない。仏道修行を...

  • 正法眼蔵 神通 13

    ※本文に入る前に西嶋先生の話です。   この神通というのはどういうことかといいますと、仏道修行をしていると、普通の人では達成できないような能力が生まれてくる、非常に不思議な神秘的な能力が生まれてくるという考え方が昔からあるわけであります。ところが道元禅師はそういう仏教でいう神秘的な能力というのは、空が飛べるとか、地面の中にもぐれるとか、そういうふうな子供だましの能力ではなくて、日常生活がキチットや...

  • 正法眼蔵 神通 12

    潙山霊祐禅師と二人の弟子との問答について道元禅師の注釈は続きます。ここで無限とか瞬間とかといってみても、この我々の眼の前にある具体的な世界を離れてあるのではない。その毛筋とか芥子粒とかというものが一体何から生まれてきたのかと言う事を考えてみると、我々が日常生活において日常の行動を一所懸命やっていればこそ、手筋の先とか芥子粒という具体的なものも初めて存在し得るのであり、 それらの具体的な事物の存在す...

  • 正法眼蔵 神通 11

    潙山霊祐禅師と二人の弟子との問答について道元禅師の注釈は続きます。毛筋の様な小さなものも、海の様な無限に広いと感じられる大きなものも、この宇宙の中の様々な現れであるから毛筋も大きな海も決して異質のものではない。毛筋程の小さなものが大きな海をその中に取り込んでいるとも言える。 この我々の住んでいる宇宙の中の様々な出来事は大きいとか小さいとかと言ってみても、そう決定的な区別が出来るものではない。 大きい...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問、ありがとうございます。
夫と二人暮らし。67歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事していた愚道和夫老師より
平成13年「授戒」を受け、
平成20年「嗣書」を授かりました。    

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坐禅とは姿勢を正してきちんと坐ることである。 姿勢反射が働いて、交感神経と副交感神経とが同じになり、 考え過ぎからくる不満がなくなり、感じ過ぎからくる不安が消える。 実行力が生まれ、やりたいと思う事が直ぐできるようになり、 やりたくないと思う事はやめることが出来るようになる。 自分自身と宇宙とが一体となり最も幸福な人生を送ることが出来る。

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