FC2ブログ
トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

カテゴリ:46・菩提薩埵四摂法のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 8

    「愛語」について道元禅師の注釈は続きます。優しい言葉が何のために役立つかと言う事よりも、優しい言葉そのものに価値があるのであるから、現在の身体が続き生命が続いている限り、好んで優しい言葉をかけるべきである。敵対している同士を心服させると言う事も優しい言葉が根本であるし、非常に徳の高い同士が仲良くすると言う事も優しい言葉を掛け合う事が根本である。面と向かいあった形で優しい言葉を聞く場合には、自然と顔...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 7

    二番目の愛語について道元禅師が注釈されます。愛語(優しい言葉)というのは、人々と顔を合わせた場合にはまず慈しみの心を起こし思いやりの言葉を与える事である。別の言葉で言うならば、何事によらず乱暴な言葉や人を傷つけるような言葉を使わない事である。世間一般でも「お元気ですか」という挨拶の仕方がある。仏道の世界でも「お大事に」と言う挨拶があり、師匠に対して「ご機嫌いかがですか」と尋ねる行いもある。慈しみの心...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 6

    布施について道元禅師の注釈は続きます。もし仮にほんの僅かなものを人に施す事が出来たならば、それは自分自身の行動に他ならないが心ひそかにその行動を心から喜ぶべきである。なぜならばそれは、真実を得られた方々が持っている(人にものを与えると言う)一つの性質をすでに正しく受け取って、それを自分自身で実際に実行したのであるし、仏道修行をしている人の行うべき一つの徳目を初めて実際に行う事ができたからである。中々...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 5

    布施について道元禅師の注釈は続きます。アショカ王の物語として、果物の半分を数百の僧侶に分けようとしたところが、その半分の果物が数百人の僧侶に供養して十分に行き渡らせることができたという話が伝えられているけれども、その様な物語の例から考えても、ほんのわずかな施しであっても、それが大きな供養になるという事の証明であって、このような事情というものを布施を与える人も布施を受ける人も同じように学ぶべきである...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 4

    布施について道元禅師の注釈は続きます。銘記せよ。なぜ人々が布施をする人を自然に眺めるかと言うと、人に施しをしようという気持ちを持っている人の心中が言葉では表さなくても自然に他の人に伝わるところから、人々はその施しをする人を眺めるのである。このようなところから考えてくると、たとえ一つの言葉、たとえ一つの詩の教えといえどもそれを人に与えるべきであり、それが生涯において善行を積む事に繋がるのである。ほん...

フリーエリア

ご訪問ありがとうございます。 にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
夫婦で店を始めて43年。生活=仕事。毎日朝晩自宅で坐禅をし、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」を授かりました。     

最近の記事

リンク

カテゴリ

最近のコメント

FC2カウンタ-