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カテゴリ:「正法眼蔵」のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 洗面 14

    洗面について道元禅師の注釈は続きます。「三千威儀経」という経典では舌をこそぐ場合には五つの項目がある。一つには、三回以上舌をこそぐということをやるべきではない。二番目には、血がにじみ出たならば舌をこそぐことをやめるべきである。三番目には、手を振り回してお袈裟を汚すとか、自分の足を汚す事はあってはならない。四番目には、楊枝を捨てるに際して人が通る場所に捨てるべきではない。五番目には、楊枝を捨てる場所...

  • 正法眼蔵 洗面 13

    洗面について道元禅師の注釈は続きます。桶にお湯を入れて洗面所に行ったならば、次に楊枝を使うべきである。現在偉大な宋の国の寺院においては、楊枝を噛んで歯を磨くという仕来りが廃れて伝承されていないから、楊枝を噛む場所が用意してないけれども、自分(道元禅師)がいま住職をしているこの吉祥山の永平寺においては、楊枝を噛んで歯をきれいにする場所が備わっている。それが現にいまこの永平寺で使われている場所である。...

  • 正法眼蔵 洗面 12

    洗面について道元禅師の注釈は続きます。坐禅堂における洗面の場所は、坐禅堂の後ろの洗面所である。そして坐禅堂の後ろの洗面所は、主座の僧侶が修行者の指導に使う建物の西側にあたっており、これらの家屋の図面が伝承されている。寺院内の小庵や単身者の寮舎における洗面の場所は適宜の場所に設置する。住職は方丈(自分の住まう場所)にて顔を洗う。老齢者や長老が住まう場所では、適宜の場所に洗面所を設ける。住職と言えども...

  • 正法眼蔵 洗面 11

    洗面について道元禅師の注釈は続きます。この様な理由から、礼拝するに当たってはその前に必ず顔を洗わなければならないのである。顔を洗う時期としては、朝の三時頃から五時ごろまで、あるいは朝暗いうちがその時期である。私(道元禅師)の亡くなった師匠である童如浄禅師が天童山に住職として住んでいた頃には、真夜中(午前零時)の時点ですでに起床して顔を洗うという事が行われていた。顔を洗うには、腰衣と上着を持って顔を...

  • 正法眼蔵 洗面 10

    洗面について道元禅師の注釈は続きます。顔を洗う習慣は西方のインドから伝わって来て、東方の中国に行き渡ったものである。そのやり方については、様々な経典における戒律の中に洗面のやり方は明瞭に書かれているけれども、やはり真実を得られた方々によって師匠から弟子へ師匠から弟子へと受け継がれ保持して来たやり方を、単に経典の文字による記載以上に正しい伝承として受け取ることができる。そのような真実を得られた代々の...

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プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
夫婦で店を始めて43年。生活=仕事。毎日朝晩自宅で坐禅をし、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」を授かりました。     

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