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カテゴリ:「正法眼蔵」のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 神通 20

    昔、釈尊の教団に五通仙人と呼ばれる五種類の神秘的な働きを具えているという修行者がいた。その仙人が釈尊に質問した。釈尊は六通(六種類の神秘的な働き)をお持ちでありますが、私は五通(五つの神秘的な働き)を持っております。自分と釈尊では、一つ釈尊の方が多いわけでありますが、この五通と六通との差である一通とは、一体どんなものでありましょうか。 釈尊は仙人に「五通仙人よ」と呼びかけた。そこで仙人は「はい」と返事...

  • 正法眼蔵 神通 19

    雲巌曇晟禅師と洞山良价禅師の問答について道元禅師の注釈は続きます。現に我々を取り巻いている四大・五大・六大・諸大・無量大、それらの様々の物質的な要素というものも、我々の日常生活において出たり入ったりして、いずれも神秘的な働きをしているのであり、飲み込んだり、吐き出されたりという様々の形で神秘的な働きをしているのである。それは現に大地や空間という世界の中で生きている、一人一人の人間が、いずれも宇宙を...

  • 正法眼蔵 神通 18

    雲巌曇晟禅師と洞山良价禅師の問答について道元禅師の注釈は続きます。この雲巌曇晟禅師と洞山良价禅師との間で行われた問答のように、日常生活の動作をいかにするかという問題でしかないのであるから、やたらに外道(仏教を信じない人々)や、二乗(仏教を頭だけで、感覚だけで勉強する人々)と同じだというふうに考えてはならない。釈尊の説かれた教えの中には、我々の体のあらゆる部分にわたって様々な神秘的な変化があり神秘的な働...

  • 正法眼蔵 神通 17

    洞山良价禅師がかって雲巌曇晟禅師のところで勉強していた時に、師匠の雲巌曇晟禅師が洞山良价禅師に質問した。雲巌禅師問う。一体、良价、お前の神秘的な働き、すばらしい効用というものはどんなものか見せてみろ。その時、洞山禅師は叉手をして進み、雲巌禅師の前に立った。そこでさらに雲巌禅師問う。  さらにその上の神秘的な働き、すばらしい効用とは、一体どんなものか。洞山禅師は丁寧にお辞儀をして出て行った。※叉手と...

  • 正法眼蔵 神通 16

    龐居士蘊公の言葉について道元禅師の注釈は続きます。過去において沢山の方々が仏道修行をして釈尊の説かれた真実を得られたけれども、それらの方々は、いずれも一所懸命日常生活の仕事を積み重ねて生きてこられたればこそ、釈尊の教えの真実に到達されたのである。したがって小乗的な仏教徒の行う体から水を出すというような動作が、たとえ小乗的な立場からの神通(神秘的な働き)であったとしても、運水(水を運ぶ)というような日常...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問、ありがとうございます。
夫と二人暮らし。67歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事していた愚道和夫老師より
平成13年「授戒」を受け、
平成20年「嗣書」を授かりました。    

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坐禅とは姿勢を正してきちんと坐ることである。 姿勢反射が働いて、交感神経と副交感神経とが同じになり、 考え過ぎからくる不満がなくなり、感じ過ぎからくる不安が消える。 実行力が生まれ、やりたいと思う事が直ぐできるようになり、 やりたくないと思う事はやめることが出来るようになる。 自分自身と宇宙とが一体となり最も幸福な人生を送ることが出来る。

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