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カテゴリ:「正法眼蔵」のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 蜜語 6

    雲居道膺禅師と官吏の問答に関連して道元禅師の注釈は続きます。世尊の密語(釈尊には音は聞こえていないが意味を伝えるような言葉)と迦葉不覆蔵(ありのままをすべて現していて隠しているものは何もない)と言う事態とは、一つのものの裏表であって「世尊の密語」があるところには必ず「迦葉不覆蔵」という事態がある。百人、千人の釈尊と同じような人格を持った人々がこの世に存在するならば、百人、 千人の摩訶迦葉尊者も同じ様に...

  • 正法眼蔵 蜜語 5

    雲居道膺禅師と役人の問答に関連して道元禅師が注釈されます。雲居道膺禅師は青原行思禅師から五代後の正統な後継者としてこの世に現れた師匠であり、あらゆる方角に広がるこの宇宙の中における偉大な高徳の僧侶であった。人間を教化するばかりでなく、草や木や石などにまで教化を及ぼした。過去七仏以来代々の祖師方を数えてくると、雲居道膺禅師は四十六代目の正統な仏教教団の指導者であり、仏道の真実を得た人々のためにさらに...

  • 正法眼蔵 蜜語 4

    ある時雲居道膺禅師に役人が供物を捧げて質問した。役人:仏教経典の中に世尊の蜜語(釈尊は音は聞こえていないが意味を伝えるような言葉)を持ってたと言われているし、また釈尊の弟子の摩訶迦葉尊者は迦葉不覆蔵(ありのままをすべて現していて隠しているものは何もない)と言われています。釈尊が持っておられた蜜語とはどういうものでありましょうか。雲居道膺禅師:尚書(役人の名前)と呼んだ。役人:はい 。雲居道膺禅師:わか...

  • 正法眼蔵 蜜語 3

    密語の巻、本文に入ります。諸仏(真実を得られた方々)が長期にわたって念願し続けている偉大な真実を、この現実の世界 において実現するにあたり、各人が自ら最善の努力によって仏道修行の実体をしっかり保持しながら、大鑑慧能禅師や南嶽懐譲禅師が言われたと同じ様な状態で、今日においても釈尊と同じような境地を体験している。 ※西嶋先生解説大鑑慧能禅師や南嶽懐譲禅師と同じ様な状態とは・・・下記の問答参照。 大鑑慧能禅師...

  • 正法眼蔵 蜜語 2

    「密語」の巻、本文に入る前に西嶋先生の話は続きます。仏教はどういう考え方をしたかと言うと、我々の生きている世界が真実そのものだという捉え方をしたわけであります。真実そのものという捉え方は、空気を動かして実際に響いてくる音以外に何らかのものを教えてくれるような様々な動きがこの世の中にはあると、こういう事を主張するわけです。ですから、この世の中が物を基礎にした世界であるけれども、その物によって表わされ...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。自営業。69歳。坐禅を頼りに暮らしています。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」幽村芳春 平成20年「嗣書」授かりました。    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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