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カテゴリ:62・見仏のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 見仏 30

    趙州従諗禅師に対して、あるとき一人の僧侶が質問した。僧言う。和尚は南泉普願禅師に直接あったと言われておりますが、その噂は本当でございましょうか、嘘でございましょうか。趙州従諗禅師言う。この鎮州という土地は大きな大根がとれる。この問答について道元禅師が注釈されます。今ここでこのような言葉が出てきたという事は、趙州禅師が直接南泉普願禅師にお会いになったという事を示しているのである。これは何かを言ってい...

  • 正法眼蔵 見仏 29

    阿育王と賓頭盧尊者の問答について道元禅師の注釈は続きます。さらに釈尊をお招きするという事は単に釈尊を招待するだけの意味ではなくて、釈尊と同じ人格に立った無数無限の過去、現在、未来にわたってあらゆる方角に存在するすべての真実を得られた方々はいずれも、釈尊の招待された席に常に参集するという事が言えるのである。この諸々の真実を得られた方々をお招きする際にその一因に加えられたという事は、押しも押されもしな...

  • 正法眼蔵 見仏 28

    賓頭盧尊者が阿育王の宮殿における大集会に出席し昼食の接待にあずかった。その時、阿育王が賓頭盧尊者に礼拝し質問して言う。阿育王言う人から聞いた話では、賓頭蘆尊者は直接釈尊にお会いになったと聞いていますが、その噂というものは正しいでしょうか、誤りでしょうか。賓頭盧尊者言う(自分の手で眉毛をなで上げて)わかったか。  阿育王言ういや、いっこうにわかりません。賓頭盧尊者言う阿耨達池に住むと言われている龍王が...

  • 正法眼蔵 見仏 27

    天童如浄禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。仮に百、千、万、劫と長時間にわたって昼となく夜となく常に釈尊と一緒に住んでいたとしても、賓頭盧尊者と同じように眉毛をなで上げるような動作で、自分が釈尊と同じ境地を経験しているという事をはっきりと示すことのできるような力量がないならば釈尊の境地と同じものを経験したというわけにはいかない。釈尊の時代から二千余年を隔て、釈尊が生きられたインドから十万余...

  • 正法眼蔵 見仏 26

    天童如浄禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。理論だけで仏教を勉強している人々、環境だけを問題にして仏教を勉強している人々の中には、仏に出会うという事が実は釈尊の境地と同じ境地になるという基本的な考え方を知らない人が多いであろう。その状態というものは、たとえてみるならば、仏教の説法に際して払子を縦に立てて説法する動作をする人々は多いけれども、本当の意味で払子を立てるという事がどういう意味を持...

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プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
70代女性。自営業。毎日自宅で坐禅をし愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」    

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