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カテゴリ:58・面授のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 面授 20

    承古禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。汝(承古禅師)は黄檗禅師のことを批評して、馬祖道一禅師が亡くなってからまだ五年しか経っていないのに、馬祖道一禅師の法を継ぐことが出来なかったと言って黄檗禅師の境地を批判したけれども、その様な汝の批判というものが、実に滑稽で笑うだけの価値もない。仏教界の実情から言うならば、仮に釈尊の法を継ぐだけの力量を得た場合には、その先輩が亡くなってから無限の長い時...

  • 正法眼蔵 面授 19

    承古禅師の説法について道元禅師の注釈は続きます。黄檗禅師は時代を超えて真実を得た方と言う事が出来る。仏教界において法を継ぐという事が、一体どういう内容のものかという事を十分承知しておられる。しかしながら汝(承古禅師)は仏教界において、法を継ぐという事の基本的な原則がどのようなものであるかという事を、いまだかつて夢にさえも見たり聞いたり学んだりすることがないように見受けられる。黄檗禅師はその師匠であ...

  • 正法眼蔵 面授 18

    承古禅師の説法について道元禅師が注釈されます。汝(承古禅師)が現に雲門禅師を承知している、あるいは雲門禅師と出会ったと言っていることを仮に許したとしても、雲門禅師が直接に汝を見たという事が言えるかどうか。もし仮に雲門禅師が汝の事を見る事がなかったならば、汝自身が雲門禅師の法を継ぐ事は不可能であったであろう。そして雲門禅師は決して汝に認可を与えるという事を言っておられるわけではないから、汝は「雲門禅...

  • 正法眼蔵 面授 17

    前回で「面授」の巻は終わったわけですが、道元禅師はその後、補足的な文章を付け加えました。釈尊の説かれた教えにおける一対一の伝授とは、この「面授」の巻で述べた通りである。この様な基礎理論を未だかつて見聞きしたことがなく学んだ事もない人々の中に、薦福寺の住職をしていた承古禅師という人がいた。その承古禅師が法堂における正式な説法の際に次のように言われた。雲門禅師は死後約百年を経た今日においても、現に我々...

  • 正法眼蔵 面授 16

    面授について道元禅師の注釈は続きます。一般的に言うならば、仏道の真実を体得された方々の説かれた偉大な教えの中においては、ただ顔と顔とを合わせて一対一で師匠が授け弟子が受け取ると言うものであり、それ以外に他のものがあるという事でもないし、顔と顔とを突き合わせるというだけの事実の中に何か欠けたものがあるという事は決してない。このように師匠と弟子とが顔と顔とを合わせて行う伝授の事態に、現に出会う事の出来...

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プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
夫と店を始めて43年。生活=仕事。毎日朝晩自宅で坐禅をし、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」を授かりました。    

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