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カテゴリ:53・仏経のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 仏経 29

    道元禅師の主張は続きます。大鑑慧能禅師は木こりから寺男へと移り燃料の芝を運ぶ作業から離れたが、やはり寺院内においても米を搗く作業をその職務としていた。その身分が卑しかったという事は残念に思わなければならないところであるけれども、俗世間を離れて僧侶になって、仏道修行の心意気が優れていたためにお袈裟を伝承した事迹をというものは、いまだかつて聞いたことのないところであり、インドにもその様な事迹はなく、た...

  • 正法眼蔵 仏経 28

    道元禅師の主張は続きます。世の中が非常に乱れた時に登用される人は、釈尊の説かれた真実をしっかりと掴んでいない人が多い。また逆に非常に乱れた世の中においては、登用されない人の中に釈尊の説かれた真実を十分承知している人がいるのである。なぜその様に言うかと言うと、我々人間社会が構成しているそれぞれの時代は、人間の本当の価値が分かる時代もあれば分からない時代もあるともいうところにその原因がある。かつて大満...

  • 正法眼蔵 仏経 27

    道元禅師の三教(道教・儒教・仏教)は同じではないという主張は続きます。最近における長年の仏道修行をした人々は、わずかに国王や大臣からの書付を手にしただけで寺院における住職の地位を得られるところから、この様な気違いに類する言葉を説いているのである。 そしてその様な言動が正しいか、正しくないかと言う事を判別する人もいない。ところがたった一人、私(道元禅師)の師匠であった天童如浄禅師だけがこれらの人々の主張...

  • 正法眼蔵 仏経 26

    道元禅師の三教(道教・儒教・仏教)は同じではないという主張は続きます。過去における高徳の僧侶である大鑑慧能禅師が洪州法達禅師に言われた。 「お前は仏教経典を読む事によって、その仏教経典の意味に引きずり回されている。ただ経典がお前を無理に迷わしているのではなくて、お前自身が経典の読み方が正しくないために迷っているに過ぎない」と。この様に過去における高徳の僧侶が経典を読んだ事に関する説話も多い。そこで仏...

  • 正法眼蔵 仏経 25

    道元禅師の三教(道教・儒教・仏教)は同じではないという主張は続きます。大宋国においても、儒教、道教、仏教が同じ思想だと主張する人々が、大師とか禅師とかという肩書きの下に自分の名前を書き住職として人々を教える役割に就いており、過去、現在における沢山の真実を得られた方々対して恥ずかしいという気持ちを起こす事がないから、釈尊の説かれた教えをでたらめに判断する愚を犯している。この様な人々に対して、釈尊の説か...

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プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
夫婦で店を始めて43年。生活=仕事。毎日朝晩自宅で坐禅をし、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」平成20年「嗣書」を授かりました。     

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