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カテゴリ:51・諸法実相のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 諸法実相 33

    玄沙師備禅師と僧の問答について道元禅師の注釈は続きます。そこでとりあえずこの問答の意味を探求してみよう。玄沙師備禅師の略式の説法が行われた。子燕の鳴き声を聞くという事実があった。 そこで玄沙師備禅師が「子燕の鳴き声が深くこの世の真実を語っているし、釈尊の説かれた教えの要点を説いている」と言われ説法の坐を下りられた。それから直ぐに一人の僧侶がさらに説法をお願いして「自分にはどうにもわかりません」と言...

  • 正法眼蔵 諸法実相 32

    玄沙師備禅師が説法している時に子燕が鳴いた。その子燕の鳴き声を聞いて玄沙師備禅師言う:子燕の鳴き声がこの世の中の真実とは何かという事を語っているし、釈尊が説かれた教えの一番中心のところを説いている。 玄沙師備禅師はこの様に言ってから説法の席を下りた。するとその後である僧がさらに説法をお願いして言う:和尚さんの言われた事がどうも自分では納得がいきません。 玄沙師備禅師言う:立ち去れ。たとえお前がわかり...

  • 正法眼蔵 諸法実相 31

    天童如浄禅師が自室で略式の説法された時の様子について道元禅師の話は続きます。住職の個人の部屋に行って質問を許すと言うやり方は、他の地方における寺院ではまだ行われていないところであって、ただ自分(道元禅師)の師匠であった天童如浄禅師だけがこの様なやり方をしておられた。そして質問の前の略式の説法の時点では、坐っておられる椅子の周りを屏風で囲い、その周囲に沢山の僧侶が立っている状況であった。その周囲に立っ...

  • 正法眼蔵 諸法実相 30

    天童如浄禅師が自室で略式の説法された時の様子について道元禅師の話は続きます。一段高くなった天童如浄禅師のおられる所を覗いて見ると、東の端とか西の端の区別がないほど沢山の僧侶が立ち重なっていた。その時に天童如浄禅師の略式の説法が行われたので、自分(道元禅師)は目立たぬ様に僧侶の後ろに入り立ったままで説法を聞いた。その説法では大梅山法常禅師が山中で生活をしていた時の話しを取り挙げられた。 法常禅師は山奥...

  • 正法眼蔵 諸法実相 29

    (道元禅師の)師匠である天童如浄禅師がある夜、自室で略式の説法をされた。  天童山においては、今夜も真実を学ぼうとする沢山の修行者が一所懸命仏道修行 をしている。金色に輝く釈尊が今日もこの宇宙のありのままの姿を説いておられる。何らかの代価を支払って買う事の出来ない無限の価値を具えた教えが釈尊の教えであり、その釈尊の教えに従っていた時に、雲の上で不如帰が一声鳴いた。天童如浄禅師の言葉について道元禅師が...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。自営業。69歳。毎日朝晩自宅で坐禅をし、愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで紹介しています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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