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カテゴリ:51・諸法実相のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 諸法実相 26

    応菴雲華禅師の言葉について道元禅師の注釈は続きます。応菴雲華禅師は心が動く、心の内容が動くと言う言葉を使っているけれども 、心は常に動いているものではなくて、動かない状態もあると言えるし、二十四時間絶えず気持ちが動いている、と言う事が本当にあるのかどうか。そして心と簡単に言っているけれども、我々の住んでいる世界の中で心というものが本当にあるのかどうか疑問である。 また我々は心があるように考えて、様々...

  • 正法眼蔵 諸法実相 25

    ある時、応菴雲華禅師が徳徽と言う仏道修行者に説示して言われた。 仏教思想はたいへん難しい思想だと言われているけれども、それを簡単に理解しやすい形で表現するならば、二十四時間、気持ちが動揺しているならば動揺しているなりに、その動いているところの心についていって、現在の瞬間において即座に一切の事を明快に了解するならば、日常生活の実情は本来理解すべきものではないと言う事がはっきりしてくる。   その様子は...

  • 正法眼蔵 諸法実相 24

    (道元禅師の)師匠である天童如浄禅師が言われた。     いま諸地方に住んでいるところの長年の仏道修行者を眺めてみると、それらの人々はいずれも過去の諸先輩を勉強してみることもなければ、現在の優れた師匠について仏道を勉強してみるという事もない。 釈尊の説かれた教えの基本原則というものをいまだかつて保持した事がないようである。あらゆる方角に展開している宇宙というものは、現にこの様に眼の前にある。どうしてそ...

  • 正法眼蔵 諸法実相 23

    道元禅師の主張は続きます。三教(道教・儒教・仏教)一致を唱える人々が釈尊の説かれた正しい教えを学ぶに当たっては、我々が現に生きている生き死にの世界、流転の世界を何とかして早く抜け出すようにという主張だけをする。またある人々は、釈尊の説かれた教えを勉強する事が一体どの様な事であろうかという事さえも知らない人が多く、ただ寺院の中に住んでいる事が昔の教えを学ぶ事であるとばかり考えている。 この様に釈尊の教...

  • 正法眼蔵 諸法実相 22

    道元禅師の主張は続きます。釈尊が誕生されて直ぐに七歩歩まれて、天と地とを指して「天上天下唯我独尊」というふうに言われた伝説が伝わっているけれども、その意味するところは、釈尊の説かれた教えがこの世の中においてたった一つの最も尊い思想であると言う主張であって、その点では儒教や道教と一緒でなければ尊さが生まれてこないと言う主張ではない。「天上天下唯我独尊」と言われた物語が伝っている、その時の情景というも...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。69歳。自営業。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで毎日更新し自宅で朝晩毎日坐禅をしています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」幽村芳春 平成20年「嗣書」授かる。    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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