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カテゴリ:47・葛藤のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 葛藤 18

    雪竇重顕禅師の言葉について道元禅師の注釈は続きます。「景徳伝燈録」第三の達磨大師の項によれば、初祖達磨大師は(死去されて後)インドに帰られたとする説が伝わっているけれども、これは誤りだと学ぶべきである。宋雲という人が達磨大師がインドに帰るのに出会ったという話を伝えているけれども、その宋雲の見方は必ずしも真実とは言う事ができない。宋雲の力量でどうして、達磨大師の人格や達磨大師の行いを見抜く事が出来るで...

  • 正法眼蔵 葛藤 17

    「趙州禅師と睦州禅師の二人の方は、時代を乗り越えた真実を得られた方である」と雪竇重顕禅師が言われた。雪竇重顕禅師の言葉について道元禅師が注釈がされます。時代を乗り越えた真実を得られた方の言葉というものは、釈尊が説かれた教えの本当の証拠として役立つものであると同時に、自分自身がかつて言った言葉と同じである。雪峰義存禅師も趙州禅師の事を時代を超えて真実を得られた方だと言われた。また時代を遡った真実を得...

  • 正法眼蔵 葛藤 16

    趙州従諗禅師と僧との問答について道元禅師の注釈は続きます。達磨大師が「真実の外側にいる者は、自分の皮を得たと表現する事が出来るし、自分の内深く入り込んだ者は自分の骨を得たと表現する事が出来る」と言われたけれども、ではその骨よりもさらに内側にいる者はいったい何を得たと言ったらよいのか述べてみよ」と趙州従諗禅師が言われたこの趙州従諗禅師の言われた言葉は質問の意味と教えの意味と両方の意味を含...

  • 正法眼蔵 葛藤 15

    趙州従諗禅師と僧との問答について道元禅師の注釈は続きます。そこで摩訶迦葉尊者と弟子の阿難陀尊者との間で法(宇宙秩序)が伝えられた時の問題を、自分自身がその境地に入って摩訶迦葉尊者と阿難尊者との法の伝授における実体を観察してみるに、阿難尊者の体が摩訶迦葉尊者の体の中にすっかり入り込んでしまっているのであり、摩訶迦葉尊者の体は阿難尊者の体の中ににすっかり入り込んでしまっているのである。この事は摩訶迦葉尊...

  • 正法眼蔵 葛藤 14

    趙州従諗禅師と僧との問答について道元禅師が注釈されます。この様な趙州従諗禅師と僧との問答から我々が知り得るところは、皮でさえ手探りで見つけても得る事が出来ない場合には、髄もやはり手探りで見つけても得る事が出来ないのである。「皮を得た」と達磨大師から評価を与えられた場合には、達磨大師の髄を得たという事と少しも変わらないのである。そこで趙州従諗禅師がその僧に対して「その様な質問をする...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。68歳。自営業。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで毎日更新し自宅で朝晩毎日坐禅をしています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」幽村芳春 平成20年「嗣書」授かる。    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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