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カテゴリ:46・菩提薩埵四摂法のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 10

    「利行」について道元禅師の注釈は続きます。昔の中国における話が伝えられている。周公という人が伯禽という子供が地方の長官として出発するに当たって、戒めの言葉として次の様な言葉を与えたとある。自分は入浴していても、来客があった場合にはすぐ入浴をやめて来客の話を聞いてやった。一回の入浴の間に三回も入浴を途中でやめて髪を束ねその人の話を聞いた。また食事をしている間に三人の来客がある場合には、その度に食事を...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 9

    三番目の利行について道元禅師が注釈されます。「利行」とは人に利益を与える行いである。その身分が高かろうと卑しかろうと、どんな環境にあっても人に対して利益を与える何らかの手段を講じようと考えるいき方である。※西嶋先生解説我々が社会生活をしている以上、身分の高い人もあり、身分の低い人もあるし、お金をたくさん持っている人もあれば、お金を少なくしか持っていない人もいるわけでありますが、その様な環境はともか...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 8

    「愛語」について道元禅師の注釈は続きます。優しい言葉が何のために役立つかと言う事よりも、優しい言葉そのものに価値があるのであるから、現在の身体が続き生命が続いている限り、好んで優しい言葉をかけるべきである。敵対している同士を心服させると言う事も優しい言葉が根本であるし、非常に徳の高い同士が仲良くすると言う事も優しい言葉を掛け合う事が根本である。面と向かいあった形で優しい言葉を聞く場合には、自然と顔...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 7

    二番目の愛語について道元禅師が注釈されます。愛語(優しい言葉)というのは、人々と顔を合わせた場合にはまず慈しみの心を起こし思いやりの言葉を与える事である。別の言葉で言うならば、何事によらず乱暴な言葉や人を傷つけるような言葉を使わない事である。世間一般でも「お元気ですか」という挨拶の仕方がある。仏道の世界でも「お大事に」と言う挨拶があり、師匠に対して「ご機嫌いかがですか」と尋ねる行いもある。慈しみの心...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 6

    布施について道元禅師の注釈は続きます。もし仮にほんの僅かなものを人に施す事が出来たならば、それは自分自身の行動に他ならないが心ひそかにその行動を心から喜ぶべきである。なぜならばそれは、真実を得られた方々が持っている(人にものを与えると言う)一つの性質をすでに正しく受け取って、それを自分自身で実際に実行したのであるし、仏道修行をしている人の行うべき一つの徳目を初めて実際に行う事ができたからである。中々...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。68歳。自営業。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで毎日更新し自宅で朝晩毎日坐禅をしています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」幽村芳春 平成20年「嗣書」    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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