FC2ブログ
トップページ | 全エントリー一覧 | RSS購読

カテゴリ:46・菩提薩埵四摂法のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 13

    「同事」について道元禅師の注釈は続きます。古い昔の時代には人間の気持ちが素直であったから、国内において賞罰(誉めたり罰したりすること)がなかった。そういう時代における賞罰と現代における賞罰は同じではない。今日の社会は大変複雑になって賞罰の状態も複雑になっているけれども、人から誉められなくても一所懸命真実を求めて努力する人は有るはずである。この間の事情は愚かな人々の考えの及ぶところではない。優れた国王...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 12

    「同時」について道元禅師の注釈は続きます。 例えば「同事」と言う言葉における「事」という文字の意味は、外見でもあり、中に含まれた充実した力でもあり、それをどう使いこなすかという意味であるから、自分自身が周囲に同調しているだけではなしに、周囲を自分に同調させて、それから後に自分が周囲に同調すると言う基本的なやり方もある。 その点では、自分自身と周囲の状況との関係は、その時々の実情に従って無限に変化し、...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 11

    四番目の「同時」について道元禅師が注釈されます。 同事とは人がやる事と同じ事をやるということである。 人がやる事と同じ事をやると言う言葉の意味は、周囲に対して背かないと言う事である。 自分自身に対しても背かないと言う事であり、他人に対しても背かないと言う事である。 釈尊の例をとってみるならば、釈尊は今から二千数百年前のインドにおいて、人間の世界に住んで、人間の社会においてその周囲に同調して生きられたの...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 10

    「利行」について道元禅師の注釈は続きます。昔の中国における話が伝えられている。周公という人が伯禽という子供が地方の長官として出発するに当たって、戒めの言葉として次の様な言葉を与えたとある。自分は入浴していても、来客があった場合にはすぐ入浴をやめて来客の話を聞いてやった。一回の入浴の間に三回も入浴を途中でやめて髪を束ねその人の話を聞いた。また食事をしている間に三人の来客がある場合には、その度に食事を...

  • 正法眼蔵 菩提薩埵四摂法 9

    三番目の「利行」について道元禅師が注釈されます。「利行」とは人に利益を与える行いである。その身分が高かろうと卑しかろうと、どんな環境にあっても人に対して利益を与える何らかの手段を講じようと考えるいき方である。※西嶋先生解説我々が社会生活をしている以上、身分の高い人もあり、身分の低い人もあるし、お金をたくさん持っている人もあれば、お金を少なくしか持っていない人もいるわけでありますが、その様な環境はと...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。68歳。自営業。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで毎日更新し自宅で朝晩毎日坐禅をしています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」幽村芳春 平成20年「嗣書」授かる。    

最近の記事

リンク

最近のコメント

カテゴリ

フリーエリア

坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

FC2カウンタ-