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カテゴリ:43・都機のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 都機 15

    釈尊の言葉について道元禅師の注釈は続きます。銘記せよ。月が動いているその様子は、その言葉の上では「駛」という言葉を使って早く動いていると表現されているけれども、時間というものが過去・現在・未来とあって、その時間の経過に従って動いていくという捉え方ではない。その瞬間瞬間における月の実体を捉えるのが釈尊の説かれた教えにおける態度である。したがって具体的に一つの瞬間における月、また別の瞬間における月とい...

  • 正法眼蔵 都機 14

    釈尊の言葉について道元禅師の注釈は続きます。銘記せよ。釈尊が説かれた真実の教えにおいては、雲を何らかの原則にあてはめることをせず、月を何らかの原則にあてはめることもせず、船を何らかの原則にあてはめることもせず、岸を何らかの原則にあてはめる事もしないと言う、基本的理論を静かに考え勉強すべきである。釈尊が説かれたところの完全な真実というものは、実は具体的な月が瞬間瞬間に動いていく実体そのものである。言...

  • 正法眼蔵 都機 13

    釈尊の言葉について道元禅師の注釈は続きます。しかしながら愚かな人々が考えるところは、雲が動くことによって実際には動いていない月が動くのだという見方を取り、船が進むことによって、実際には移動しない岸が移動するように見えるのだと理解している。もしも愚かな人々が主張するように考えるならば、それは釈尊が説かれた教えを基礎にした見方ではない。釈尊が説かれた教えの基本的な考え方とは、人間界や天上界で通用するよ...

  • 正法眼蔵 都機 12

    釈尊の言葉について道元禅師の注釈は続きます。我々が日常生活においてどんな動き方をしているかと言う事を勉強してみると、人の日常生活の動きというものは、いま動いているとか、いま止まっているというふうにはっきり分かるものではない。頭の中では、いま自分が動き始めたとか、いま自分が動くのを止めたと考える事が出来るけれども、その様な形で頭の中で理解の出来る人間の行いというものは、現実に人間が動いている状態その...

  • 正法眼蔵 都機 11

    釈尊が金剛蔵菩薩に告げて言われるには、「たとえて言うならば、眼が動いているときは、じーっとしている水の動くようなものであり、眼がじっとしていても、なお火がちょろちょろと動く様なものであり、雲が動くならば月も動き、船が動けば岸も移るのもまた同じような事情である」と。※西嶋先師解説これは「大方広円覚修多羅了義経」という経典の中に出てくる言葉でありますが、仏教経典ではこういう主観と客観との相互関係という...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。68歳。自営業。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで毎日更新し自宅で朝晩毎日坐禅をしています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」幽村芳春 平成20年「嗣書」    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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