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カテゴリ:39・夢中説夢のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 夢中説夢 17

    また我々の人生の中でやらなければならない事をやったという事は、所詮は夢を実際に実践していると言う理解の仕方が出来る。そこで消極的に行動する場合でも、積極的に行動する場合でも、常に均衡を保っている天秤の様な均衡感覚を勉強する必要がある。そして、もしこの様な均衡感覚を身につけたならば、眼で一睨みすれば必ず重さがわかる様な力量が現われ、夢中説夢が生まれるのである。物の軽い重いと言う事を強いて問題にせず、...

  • 正法眼蔵 夢中説夢 16

    仏道の真実を述べた言葉を一つ述べるという事でさえ、しかもその言葉の意味がわからないとか、その言葉の意味を知らないという状態、あるいはその言葉の理解を超越するとか、その言葉を知ることを超越するという事態もまた、夢中説夢(夢にも似た様なこの人生の中で、夢にも似た様な教えとしての真実を説く)という事が言える。この世の中は観世音菩薩に象徴されるような生命の働きに満ち溢れているところから、我々は眼でものを見...

  • 正法眼蔵 夢中説夢 15

    この様なところから雪竇明覚禅師も「自分はいまお前方に釈尊の教えを説く。釈尊の教えを説くと言う事は、夢中説夢――夢の様なこの人生の中で夢のような真実を説いているのであるし、過去・現在・未来のたくさんの真実を得られた方々も夢のような人生の中で夢のような真実を説かれたことに他ならない。インドから中国に来られて第一代目の中国の仏教教団の祖師になられた達磨大師から大鑑慧能禅師にいたる六代の祖師方もやはり夢のよ...

  • 正法眼蔵 夢中説夢 14

    この様に我々の置かれている人生は千差万別であるところから、この世の中には言葉では表現できない何か非常に素晴しいものがあるという事も疑いようがない。言葉では表現できないけれども、何か手ごたえのあるものがあって、その様な事態の存在する夢であり、その夢の中で夢が説かれているのである。それが人生である。また言葉では表現できないけれども、とにかく素晴らしい人間というものはこの世の中にいる。そのような素晴らし...

  • 正法眼蔵 夢中説夢 13

    「金剛般若波羅密経」の中で言われているけれども、このすべての真実を得られた方々及びその真実を得られた方々によって説かれた最高にして均衡のとれた正しい真実と言うものは、全てこの経典から出てきたという事ができるのであって、その様な事情というものは、頭のあるべき場所に頭が置かれているという、この我々の周囲を取り巻いているごく当たり前の人生であり、そのごく当たり前の人生を、見方によっては夢の中で夢を説いて...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問ありがとうございます。
夫と二人暮らし。68歳。自営業。愚道和夫老師が講義された道元禅師著「正法眼蔵」をブログで毎日更新し自宅で朝晩毎日坐禅をしています。師事した愚道和夫老師より平成13年「授戒」戒名 幽村芳春。平成20年「嗣書」授かる。    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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