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カテゴリ:28・仏向上事のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 仏向上事 31

    黄檗希運禅師の言葉について道元禅師の注釈は続きます。銘記せよ。黄檗禅師の言われた仏向上事(真実を得た後も真実に沿って日常生活を送って行く事態)というものは、現代における根拠のない事をしきりに主張する人々にとっては、理解したり事態を率直に認めたりという事は到底不可能な事であろう。根拠のない事を主張する人々は、釈尊の説かれた宇宙秩序の教えに関連しても法融禅師に及ばないところがある。仮に釈尊の説かれた宇宙...

  • 正法眼蔵 仏向上事 30

    黄檗希運禅師の言葉について道元禅師の注釈は続きます。仏道修行を真剣にやっている場合には、必ずこの様な真実を得た後もさらに真実に沿って日常生活を努力してやっていくと言う大切な状態が現実のものとして現れるのである。仏向上事(真実を得た後もさらに真実に沿って日常生活を一所懸命やって行く事柄)というものは、自分が真実を得て仏の境地に到達した後も、さらに真実を得た人々を常に頭において日常生活の中に見出して毎日...

  • 正法眼蔵 仏向上事 29

    黄檗禅師の言われた言葉について道元禅師の注釈は続きます。牛頭山法融禅師は中国の第四代目の教団指導者である大医道信禅師のもとで長年にわたって修行を積んだ弟子であり、縦横無尽に論議するだけの力量は具えていた。仏教に関係した事柄についても、経典に関する師匠や論議に関する師匠たちと比較するならば、インドにおいても中国においても決して不足なところはない力量であったけれども、残念な事には、真実を得た後もさらに...

  • 正法眼蔵 仏向上事 28

    黄檗希運禅師の言葉について道元禅師が注釈されます。ここで黄檗禅師が言われている釈尊以来代々の祖師方によって長い間伝承されてきた事柄というものは、釈尊以来代々の祖師方によって伝承されてきたところのものを言うのである。これを正法眼蔵(正しい宇宙秩序の眼目の所在)と言い、きわめて平隠さに満ち溢れた至福の心境とも言うのである。この様な状態は誰にでも具わっているけれども、たいていの場合はそれに気ずかずに一生を...

  • 正法眼蔵 仏向上事 27

    黄檗希運禅師が言われた。本来、出家人(家庭生活を離れて僧侶になった者)は、釈尊以来代々の祖師方によって伝承されてきたところのやり方があるという事を承知すべきである。たとえば、中国における四祖大医道信禅師の弟子にあたる牛頭山法融禅師は、論議に関連しては自由自在で非常に優れた才能を持っていた。しかしながら、真実を得た後もさらに真実にそって日常生活を安定した状態で送っていくと言う、真実を探求していく上での...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問、ありがとうございます。
夫と二人暮らし。67歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より
平成13年「授戒」戒名は幽村芳春。
平成20年「嗣書」を授かりました。    

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坐禅をしているという事は、足を組み、手を組み、背骨を伸ばして釈尊と同じ格好をして釈尊と同じ心境になっているという事でしかない。坐禅を中心にして、釈尊の思想が時代が変わり場所が変わっても、その場所、その時代に適応するような形でずっと伝わってきている。

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