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カテゴリ:9・谿声山色のエントリー一覧

  • 正法眼蔵 谿声山色 22

    道元禅師の説示は続きます。そこで竜牙居遁禅師が言われた「過去において、仏道の真実と言うものがわからなかったならば、さあ今わかってしまおう。この現世において今の生身の体で、過去の積もり積もった様々の災いを全て超越してしまおう。過去の仏(真実を得られた方々)も、真実を得られるまでは今の我々と少しも変わらなかった。もし真実を得てしまえば、今の我々も昔の仏になった人々と少しも変わらない。この竜牙居遁禅師が言...

  • 正法眼蔵 谿声山色 21

    道元禅師の説示は続きます。修行に対して、いくら自分自身を励ましても、体がだるい、気持ちもたるんでどうにも動きが取れない、そういう場合には真心を専一にして、過去の真実を得られた方々(釈尊・達磨大師など)に対して「自分はどうも怠け癖が抜けません、自分は仏教に対して不信の気持ちが生じました」と言う非を正直に告白すべきである。この様にする時は、告白した効果によって自分自身がそこでもう一度清浄な状態に立ち返...

  • 正法眼蔵 谿声山色 20

    道元禅師の説示は続きます。この世の中には仏(真実を得た人)もたくさんいる。素晴らしい人もいれば、そうでない人もいるけれども、それらの一切が谿声山色(谷の響きや山の姿)である。それと同じような自然のありのままの姿だということを捉えることに他ならない。この様に我々の生きている世界には様々な事象や様々な事態と言うものがあり、谷川が滔々と流れ響きを伝えているが、それはそのまま釈尊の説法であり、釈尊の教えの賛嘆...

  • 正法眼蔵 谿声山色 19

    道元禅師の説示は続きます。仏道を習い始めた初心者の感情を交えた考え方では、仏道とはどんなものか推測することが出来ず、推測できたとしてもとんでもない見当違いをしている。初心者には仏道とはどんなものか頭で考えてみても中々わからないところであるけれども、一所懸命努力した結果は、最後のものに行き着かないということではない。徹底した境地で釈尊の教えの一番奥深いものに到達した状態と言うものは、初心者がほんの頭...

  • 正法眼蔵 谿声山色 18

    道元禅師の説示は続きます。経典に帝釈天が降りて来て修行者の意気込みを試したり、悪魔がやって来て修行者の邪魔をしたと言う話が載っている。修行者が名誉や利得に惹かれている時には、そういうものの影響から逃れられない。修行者の側に隙があった時に、様々な邪魔が入るということを言っている。しかし、慈悲の心で大きく、深く、広く人々を救済しようという願いが長い年月にわたっている場合には帝釈天や悪魔から邪魔をされる...

プロフィール

幽村芳春

Author:幽村芳春
ご訪問、ありがとうございます。
夫と二人暮らし。67歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より
平成13年「授戒」を受け、
平成20年「嗣書」を授かりました。    

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行持の巻に入りました。この言葉は「いまといふ道は、行持より先にあらず、行持現成するを、いまといふ」と示されているところから見ると、保持、持続という事の意味が、時間的継続と関係の薄いところは明らかであり、むしろ持とは宇宙秩序の保時、戒律の保持という意味が強いと解される。そこで行持とは梵行持戒、すなわち正常な行為と戒律の保持を省略した言葉と解される。

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